「ライフスタイル」の記事一覧
お風呂はぬるめのお湯(38度~40度)にじっくりと浸かるのが、
最も冷え性に効果のある入浴方法だと言えます。
ぬるめのお湯だと温まった気がしないという方も居るかも知れませんが、
熱いお風呂にサッと入るのは、冷え性に逆効果と言えます。
■表面だけを温めても冷え性には効果なし!
熱いお風呂に入ると、短時間で体がポカポカしすぐに上がりたく
なってしまうのではないでしょうか?
この状態は体の表面の温度は上昇しているものの、体の内部はまだ、
冷えきっている状態になります。
更に、急激に熱いお風呂で温まった皮膚を冷やそうとするはたらきが
脳より出てしまうため、開いた毛穴よりどんどん熱が逃げてしまいます。
するとどんどん体は冷えきり、すぐに元の寒い状態に
戻ってしまうのです。
つまり、熱いお風呂で表面だけを温めても冷え性には効果なし…
逆効果とも言えるかも知れませんね。
■体の芯まで温めるのが冷え性には効果的!
38度~40度のぬるめのお湯にじっくりと使うのが基本です。
出来れば、毎日半身浴をするのがおすすめ。
半身浴を続けていけば、体の中から体質を変えることが出来、
汗をかきやすくなりますよ。
■湯上がりのケアも忘れないようにして下さい!
じっくりと温まった体は適切なケアを行わなければすぐに熱が
冷えてしまいます。湯上がりケアも大事な冷え性対策の1つですよ!
私がお勧めなのは、靴下まで用意しておくことです。
どうしてもお風呂上がりというのは靴下を履きたくない、素足で居る
というのが習慣となっている人も居ると思いますが、
お風呂から部屋に戻る時には既に靴下を履いておくと良いですよ!
後は髪の毛です。すぐに乾かさなければ、頭から冷えていきます。
ドライヤーは髪の毛にあまり良くないとされるため、軽く乾かす人も
多いですが、お風呂から出たらすぐにバッチリ乾かしておくのが
おすすめです。
私は温泉が好きで、日帰り温泉などにもちょくちょく出掛けるのですが、
サウナはちょっと苦手だったりします。ヒノキ?(なのかな?)のような
木の匂いもあまり好きではないので、温泉に行った時には、
ミストサウナでじんわりと体を温めるようにしています。
サウナは冷え性にも効果的です。
温熱刺激療法ともされていて、血流が良くなり、体の隅々まで
血液を届けることが出来る他、汗と一緒に老廃物も体外に排出出来、
非常に健康に良い冷え性の改善法と言えます。
しかし、入り方を間違えると一気に逆効果にもなってしまうのです。
ご存知の通り、サウナは一気に体を温めることが出来、普段汗をかかない
私のようなタイプの人でも短時間で汗がダラダラと出てきます。
しかし、長く入っていると体は温まりすぎてしまうため、
外に出ると一気に冷やそうとする力が強まってしまうのです。
そのため、後になって体が冷えるような感覚に陥ってしまいます。
更に長く入り過ぎることで脱水状態にもなります。
水分が不足すれば血液が濃くなり、血の巡りもどんどん悪くなります。
サウナに入る時は、充分に気をつけたいところです。
このようにサウナは冷え性に効果的でありますが、注意点も、
たくさんあります。サウナに入る時は、10分~15分程度で休息を取り、
しっかりと水分補給を行うことをお勧めします。
これは普通のサウナもミストサウナも同じとなりますので、
体調管理はしっかり行いながら、無理なく行なってくださいね!